キャッシュレスの「先」はもう始まっている [ブログ]

キャッシュレスの「先」はもう始まっている

 

 元号が令和に変わった2019年。改めて振り返ると、個人的には“モノを持たなくなった1年”だったと思う。可能な限り携帯品を少なく留め、ミニマルスタイルで出掛けられるのは、スマートフォンで完結することが増えたからだ。特に「LINE Pay」「ChargeSPOT」「eSIM」の3つは、当たり前のように使うようになった。

 

 1つ目は「LINE Pay」だ。筆者は最近、財布を携帯せず、最低限の身分証とカード類、予備の現金だけを名刺入れに忍ばせ、キャッシュレス決済を前提に外出する日が増えた

 

2018年末にPayPayから始まった高額還元キャンペーンのトレンドが一段落した2019年後半、筆者は還元率よりも利便性を重視した決済サービス選びに走った。結果、現在では「au WALLETクレジットカード」を登録したApple PayでのQUICPayと、「LINE Pay」の2つをメインにしている。

 特に、LINEはここ1~2年でO2O関連のミニアプリに注力してきた。そのため利便性の面では他社サービスよりも魅力的だ。例えば、出前サービスの「LINEデリマ」は2017年7月から提供されているが、LINE Payを自然に使うようになり、親しみやすくなった。従来は「出前館」を使うことが多かった筆者だが、今ではLINEデリマの方が圧倒的に利用頻度が高い。ちなみに、2015年4月から提供されている「LINEギフト」に関しても同様の理由で使う頻度が増えた。

 2019年4月に始まったテークアウトサービス「LINEポケオ」は、LINEデリマほどは使ってこなかったものの、9月に「大戸屋」が対応したのがうれしかった。現金払い限定だった「日高屋」も12月に一部店舗からの順次対応を発表していることもあり、個人的に2020年には利用頻度が高まりそうである。

 LINE Payは個人間送金機能も秀逸だ。ポイントは、友人や家族に勧めたときのハードルが低いので、布教しやすかったこと。まず残高を渡し、「こうやって使うんだよ」とレクチャーすれば、抵抗感なく覚えてもらえたのだ。その後は、飲み会の割り勘などでたびたび活躍している。

 

https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1912/26/news086.html

 

 


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