Huawei×ライカ協業の舞台裏 「絶望的状況」から「P9」完成までの道のり Huaweiのハイ [ブログ]

Huawei×ライカ協業の舞台裏 「絶望的状況」から「P9」完成までの道のり

Huaweiのハイエンドスマートフォンには、ライカと共同開発したカメラを採用している。2社はなぜタッグを組むことを決めたのか? ライカ品質のカメラはどんな過程を経て完成したのか? Huaweiが披露した開発ストーリーを紹介する。

スマートフォンが普及する中で「カメラ」は重要な機能の1つであり、メーカーはカメラ機能に新たな技術をつぎ込んでいる。Huaweiも、スマートフォンのカメラ機能に力を入れているメーカーの1社だ。

 Huaweiスマホのカメラといえば、ドイツのカメラブランド「ライカ(Leica)」と共同で開発しているのが大きな特徴。2社のコラボによって生まれたカメラは、2016年4月に発表した「HUAWEI P9」を皮切りに、直近では「HUAWEI P10/P10 Plus」にも採用されている。

 Huaweiとライカは、どのような経緯で協業することが決まったのか。ファーウェイ・ジャパンが11月8日に開催した「Leica×ファーウェイ共同セミナー」で、その舞台裏が明かされた。

 

 

 写真愛好家やフォトグラファーにとってレジェンドといえる存在であり、さまざまな歴史的瞬間を捉えてきたライカのカメラ。そんなライカとの協業を決めた理由として、Huaweiは同社の持つバックグラウンドに加え、「ライカのカメラが優れた光学システムを搭載していること」を挙げる。

 ライカレンズに使われている光学ガラスは、ライカ本社のある独ヴェッツラーで製造されており、この地が「光学のシリコンバレー」と言われるほど、レンズの品質には定評がある。ライカのカメラで撮影した写真には、シャープで豊かな色彩、被写体と背景を分離できそうなほどの立体感がある、とHuaweiは評価する。

 HUAWEI P9が発表されたのは2016年4月だが、Huaweiが最初にライカとコンタクトを取ったのは、そこから約2年半前の2013年12月。Huaweiがライカに提携を打診するメールを送ったところ、丁重に断られたという。それでも懲りずに何度もメールを送り続けたところ、2014年夏に、ライカCEOを交えた面談の約束を取り付けることができた。最初の面談は2時間ほどで終わったそうだが、その後も何度かコミュニケーションを重ねることで、同年に契約が決まった。

 

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1711/10/news121.html

 


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