音楽・動画も快適サクサク! 「arrows M03」のネットワーク機能をチェックする (1/2) [ブログ]

音楽・動画も快適サクサク! 「arrows M03」のネットワーク機能をチェックする (1/2)

富士通コネクテッドテクノロジーズのSIMロックフリースマートフォン「arrows M03」は、上位機種と同等のネットワーク機能を備えている。さっそくチェックしてみよう。

 

 富士通コネクテッドテクノロジーズの「arrows M03」は、機能を充実させつつも3万円弱~4万円弱(税別)と比較的手頃な値段を実現した、国産SIMロックフリースマートフォンだ。

 M03はスペック的にはミドルレンジ(中位)だが、一般的なミドルレンジモデルでは省かれがちな便利なネットワーク機能を備えている。この記事では、それを見ていこう。

 

「安定×高速」を実現する「マルチコネクション」

 一般的なのAndroidスマートフォンでは、モバイル通信(LTE/3G)とWi-Fi(無線LAN)の両方につながっている場合、Wi-Fiでのみデータ通信を行う。この場合、Wi-Fiの電波が弱まったり切れたりするとモバイルデータ通信に切り変わる……のだが、この時にデータが「瞬断」する。

 アプリによっては、この瞬断でエラーが生じることがある。1回や2回程度であれば「まあ、もう一度……」ともなるが、何度も瞬断によるエラーが生じると、普段は温厚でも堪忍袋の緒が切れてしまう人もいるだろう。何より、何回もリトライすることによってモバイル通信のデータ量を「ムダ使い」してしまうことにもなる。

 このような「データ瞬断問題」への対策として、M03では「マルチコネクション」という技術を搭載している。この技術は、Wi-Fi接続中もモバイルデータ通信を待機させておき、Wi-Fi通信に問題が発生した際にシームレスに引き継げるというもので、データのダウンロードが長引いている時や動画の視聴時に威力を発揮する。

 

このマルチコネクション機能はarrows(ARROWS)のハイエンドモデルを中心に搭載されてきたが、ミドルレンジモデルであるM03にも搭載されており、標準で「オン」となっている。富士通コネクテッドテクノロジーズとしてはイチオシの機能ということなのだろう。

 実際、地下鉄のように公衆Wi-Fiスポットが「圏内」「圏外」を繰り返すような場所や、無線LANルーターが無数にある場所では、マルチコネクションによる接続安定化効果はてきめんだ。よほどの事情(後述)がない限り、マルチコネクションはオンのままにすることをオススメしたい。

 

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1703/30/news017.html


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